みなさま、こんにちは。世界をもっと面黒く、暗素研のサクライです。
弊社が誇る世界一黒い布『太黒門』ですが、今回はこの『太黒門』の使い方、クロマキー合成の背景布としてのご紹介になります。
クロマキー合成とその課題
みなさまは動画編集で背景を合成するクロマキー合成というものをご存じですか?
クロマキー合成とはキーイングと呼ばれる切り抜き合成の一種で、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術を言います。最も身近な例ではニュースの天気予報の映像があります。映画などでもよく用いられている技術ですね。ロケの必要をなくしたり、実際にはない背景と人物を合成したり、映像の分野ではなくてはならない技術といっていいと思います。
一般的にクロマキー合成では人物の肌色と補色の関係にあるブルーやグリーンが多く使用されます。グリーンバックのスタジオで俳優さんたちが演技をしている場面を、映画のメイキングなどでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、ブルーバックやグリーンバックを使用した場合、ブルーやグリーンに近い色のものを撮影すると色が抜けてしまうことがあります。また、真っ白な衣類は撮影用のライトが反射し、反射した部分がブルーやグリーンになり、やはり色が抜けてしまうことがあります。さらに不自然に映る影を消すために、様々な角度から強いライトを当てる必要があるなど、現状のクロマキー合成には課題もあるようです。
太黒門を使ってクロマキー合成のお悩みを解決!
そこで、弊社が誇る世界一黒い布『太黒門』をご紹介。
『太黒門』はパイルが乱れなく垂直配列した理想の立体構造を実現した結果、可視光域の光吸収率が99.9%を達成した、弊社の豊富な黒色ラインナップの中でも最も黒い製品となっております。
『太黒門』ならば、ブルーバックやグリーンバックで使いにくいブルーやグリーンの被写体の撮影に最適です。さらに光吸収率が99.9%のため、ライトが反射する光も少なく、反射した光の影響が最低限に抑えられます。光を吸収する特性から、すべてが影といっても過言ではないため、不自然に映る影も抑えられます。照明の数も減らせて、とってもエコ。
実際に弊社にてクロマキー合成した動画がこちら↓
ブルーバックでは合成しにくい青いパペットが、キレイにクロマキー合成されているのがおわかりいただけると思います。
クロマキー合成背景布の新しい選択肢『太黒門』!
『太黒門』は直販ページでA4から販売しておりますので、お気軽にお試しいただけます。また、有効幅1100mmのロール形状の切り売りでも取り扱っておりますので、大面積での使用も可能です。
弊社が誇る世界一黒い布『太黒門』、ブルーやグリーン以外のクロマキー合成の背景布の選択肢として、どうぞご検討ください。
>>特級暗黒布 太黒門 製品ページはこちら
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