互換レンズフードの存在
こんにちは、コプロ新製品担当の鉄平です。
自社商品、レンズフードの反射防止キットのベースボディ購入の際はアマゾンを巡回しております。(というのも、いろいろな通販サイトを比較したのですが、ニコンさん純正レンズフードに関してはアマゾンがお値段最安という感じがします。)
互換レンズフードってたくさん出てますよね。お値段も1000円程度と純正と比較してお得です。内面反射処理については純正に劣るもの多いらしいですよ。つまり、弊社の反射防止キットが合うようならWin-Winだと思うわけです。
しかし、果たしてどのくらい純正と同じ寸法精度が出ているやら・・・。というのも、弊社キットは純正品の内周の展開長に合わせて設計されております。
例えば内径が純正と比較して1mm小さい製品だったとしたら、内周の展開長は3mm以上短くなります。キットの部品同士は多少の隙間を開けておりますが、3mm短いと間違いなくフィットしません。
そして白い互換レンズフードを買ってみた
そんな中見つけたのが、白い互換レンズフードです。
皆さん白いレンズってご存知です?
まずは代表的なのがキャノンさんの高級レンズ。
熱を防ぐためだそうですが、高級レンズとしてのブランドイメージにもなりましたね。
もう一つが同じくキャノンさんの、EOS Kiss ホワイトのレンズキットです。
こちらは逆に低価格の普及機モデル。黒一色という従来のカメラのイメージを変えるため、おしゃれな白を基調とした色合いでカメラボディとレンズが着色されています。
しかし、どちらのケースでも純正のレンズフードは基本黒らしいです。ちょっとミスマッチ。そんな訳でサードパーティーから白い互換レンズフードが発売される訳ですな。
それで、良いものを見つけました。
gloryさんの「 Canon キヤノン 互換 レンズフード (EW-63C ホワイト)」
画像の一番左のやつです。
これはEOS Kiss ホワイトのレンズキットに合わせるタイプです。マットな質感が合っていて良いというレビューもありました。
安価ですが内面は反射防止処理無し。弊社反射防止キットでWin-Winという訳です。
実験のため早速買ってみましょう。
互換レンズフードに貼り付け。フィットするのか・・?
というわけで製品が到着しましたよ。
メッセージとおまけのモバイルクリーナーが付いてきました。
実は対象となるレンズを弊社では持っていないので、色がどのくらいマッチしてるかは分かりませんが、マットな質感がいい感じですね。
では早速貼っていきましょう。
貼ってます。
貼ってみてわかったこと。これはめっちゃ貼りやすい。
純正レンズフードは、内面に反射防止のシボやら黒い塗料が塗られているため、表面がザラザラしております。しかし、この互換レンズフードは、成形してそのままという感じでつるつるスベスベ。
反射防止キットの貼り付けは、滑らせながら位置を調整するため、食器用洗剤などを加えて摩擦を減らして水貼りをするんです。
今回はいつも通りの量の洗剤を加えた(水に対して5%くらい)ので、滑りすぎる状態になりました。おかげで貼った後の微調整も楽ちんです。
そして大事な形状なのですが・・・
めっちゃフィットしました。
どうやって純正とこんなに形状をピッタリ合わせられるんですかね。驚きです。
それはともかく、結構かっこいいじゃないですか?
直線基調のカッティングラインが入ることで、メカっぽくなってます。
白い外観と植毛処理クラスの反射防止性能、これは白EOS Kissユーザーは必見でしょう!
興味が湧いたひとは是非お試しください!
笑顔でキメ!
最後にご注意を。
対象となるレンズフードには、時期による仕様違いや個体差の有無がある可能性がありますので、今回はたまたまピッタリ合ったという程度でお考えくださいまし。
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