まずは3つの材質から、最適な素材を探す

スポンジ素材

ファインシャットシリーズ

発塵が少なくクリーンな環境に最適。優れた耐久性と加工性を両立した、最もスタンダードな選択肢です。

ファインシャット詳細

起毛布素材

起毛布シリーズ

コストパフォーマンスに優れ、広い面積の反射対策に最適。撮影背景や簡易暗室などに手軽に使用できます。

植毛布 詳細

水性塗料

黒色無双シリーズ

筆やエアブラシで塗装可能。複雑な形状やDIYなど、あらゆるものに究極の黒を塗布したい場合に最適です。

黒色無双 詳細

 

可視光~近赤外域 全反射率の測定データ(実測値)

製品名 紫外
250nm
可視光
550nm
近赤外
950nm
近赤外
1500nm
(参考)黒マットアルマイト処理 6.7% 5.4% 75.4% 87.2%
ファインシャットSP 1.7% 1.2% 1.2% 1.4%
ファインシャット極 0.8% 0.7% 0.7% 0.7%
ファインシャット極XX 0.6% 0.5% 0.6% 0.6%
特級暗黒布 太黒門 0.2% 0.1% 37.7% 19.0%
無反射植毛布NF 0.5% 0.3% 10.0% 43.7%
近赤外吸収植毛布 IR1500 0.3% 0.3% 0.5% 0.5%
真・黒色無双 (エアブラシ) 0.8% 0.6% 2.0% 10.7%
真・黒色無双 (筆塗り) 1.3% 1.0% 3.5% 17.6%
黒色無双IR 2.3% 2.4% 2.5% 2.5%

 

製品間の見た目の黒さ比較



【動画で比較】無反射素材 見た目の黒さ

弊社の無反射黒色製品を見た目の黒さで比較した動画です。人間の目で最も感度が高い波長での全反射率で比較すると、各製品の黒さの序列がよく分かります。

それぞれの素材で使用用途が異なりますので、この比較を参考に、お客様の目的に合った「黒」をお選びください。

 

スポンジ素材:ファインシャットシリーズ

極細発泡ポリウレタンによる独自の「微細な多孔質構造」が、超低反射と発塵抑制を両立。光学機器内部の迷光対策に最も選ばれている、スタンダードかつ高性能なシリーズです。

暗素研のファインシャットシリーズの表面を200倍に拡大した電子顕微鏡写真。光を内部に閉じ込める、微細な多孔質構造がはっきりと見える。

製品の心臓部である「微細な多孔質構造」。この構造が光を効果的に吸収します。

🚀

JAXAの宇宙望遠鏡にも採用

その卓越した性能と信頼性は、JAXAの宇宙望遠鏡「JASMINEプロジェクト」での採用実績が証明しています。

可視光から近赤外域までの圧倒的な低反射性能

暗素研のファインシャットシリーズ(SP・極・極XX)の全半球反射率(AOI8°)分光反射率比較グラフ。可視光域から近赤外域(250nm〜1500nm)にかけて、ファインシャットSPは1.2〜1.4%前後、ファインシャット極は約0.7%、最上位のファインシャット極XXは全域で約0.5%の極めて安定した低反射率を維持していることを示しています。

【発泡ポリウレタン「ファインシャット」シリーズの波長特性】

このグラフは、当社の発泡ポリウレタンシート「ファインシャットシリーズ」3製品の全半球反射率(分光反射率・入射角8°)を測定したデータです。250nmの紫外線域から、可視光域、そして1500nmの近赤外線領域に至るまで、すべてのグレードがフラットで安定した低反射性能を維持していることがわかります。

  • ファインシャットSP(一番上の青線): 可視光域で約1.2%を維持し、1500nmの近赤外域でも約1.35%に抑える、優れた標準バランスを備えた遮光スポンジシートです。
  • ファインシャット極(真ん中の水色線): 全域にわたって約0.7%というワンランク上の低反射率をフラットに維持します。
  • ファインシャット極XX(一番下の濃い青線): 紫外線から1500nmの近赤外域まで、すべての領域で約0.5%をマークする世界最高峰のデッドブラックを達成しています。

波長の変化によって反射率が乱れないため、特定の波長を用いる高精度センサーや赤外線カメラ、LiDARシステム内部の迷光処理において、環境に左右されない圧倒的な遮光安定性を提供します。

製品名 紫外250nm 可視光550nm 近赤外950nm 近赤外1500nm
(参考)黒マットアルマイト処理 6.7% 5.4% 75.4% 87.2%
ファインシャットSP 1.7% 1.2% 1.2% 1.4%
ファインシャット極 0.8% 0.7% 0.7% 0.7%
ファインシャット極XX 0.6% 0.5% 0.6% 0.6%

サイズとハンドリング適正

製品名 最大サイズ(mm) 厚み(mm) 対接触 両面テープ/粘着加工
ファインシャットSP 1000x2000 0.22, 0.40 有無選択可
ファインシャット極 480x280 0.37
ファインシャット極XX 480x280 0.71

 

起毛布素材:植毛布シリーズ

優れたコストパフォーマンスを誇る、定番の光吸収素材。広い面積での反射対策に最適で、撮影背景から簡易暗室、映り込み防止まで、幅広い用途で手軽にご利用いただけます。

用途で選べる、植毛布・暗黒布の波長特性

暗素研の布・起毛系素材3製品の全半球反射率(AOI8°)可視光〜近赤外域(250nm〜1500nm)比較グラフ。無反射植毛布NF(黄色線)と特級暗黒布太黒門(緑色線)は可視光域で極めて低いものの700nm以降で急上昇するのに対し、近赤外吸収植毛布IR1500(赤色線)は1500nmまで0.2〜0.4%前後の圧倒的な低反射率を維持することを示しています。

【植毛布・布系吸光素材の使い分けのポイント】

このグラフは、当社の布・起毛タイプを代表する3製品の全半球反射率(250nm〜1500nm)を比較したデータです。製品によって「光を吸収できる得意な波長(ターゲット)」が明確に異なるため、用途に合わせて最適な素材を選択することで、最高の迷光対策を実現できます。

  • 無反射植毛布NF(黄色線): 可視光域においてファインシャットシリーズを凌駕する低反射率(約0.3%)を誇る、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る普及型植毛布です。※700nm以降の近赤外域は反射率が立ち上がります。
  • 特級暗黒布 太黒門(緑色線): 可視光全域(紫外線〜700nm付近まで)において世界最高峰の「反射率0.1%前後」をマークする究極の暗黒布です。光学機器の内部や、色被りを嫌うハイエンドな撮影環境に最適です。
  • 近赤外吸収植毛布IR1500(赤色線): 他の布系素材が対応できない700nm〜1500nmの近赤外線領域において、0.2%〜0.4%前後という驚異的な光吸収性能をフラットに維持し続ける特殊植毛布です。

人間の目で見える範囲(可視光)の迷光を徹底的に抑えたい場合は「太黒門」や「無反射植毛布NF」を、LiDARや赤外線カメラ、暗視センサーなどの近赤外光環境での迷光処理には「IR1500」が圧倒的な威力を発揮します。

製品名 紫外250nm 可視光550nm 近赤外950nm 近赤外1500nm
(参考)黒マットアルマイト処理 6.7% 5.4% 75.4% 87.2%
特級暗黒布 太黒門 0.2% 0.1% 37.7% 19.0%
無反射植毛布NF 0.5% 0.3% 10.0% 43.7%
近赤外吸収植毛布IR1500 0.3% 0.3% 0.5% 0.5%

いかなる照明下でも、背景は黒く沈む

**「特級暗黒布 太黒門」**と一般的な黒布の光の反射を比較した性能比較写真。上の3枚(太黒門)は強い光を当てても漆黒を維持するのに対し、下の3枚(一般の布)は光を反射して白っぽく見えてしまい、性能差は歴然です。
すべて同じ「太黒門」を背景に、照明の強さを変えて撮影しています。
被写体に強い光が当たっても、背景の布自体が反射しないため、被写体の輪郭が際立ちます。

サイズとハンドリング適正

製品名 最大サイズ(mm) 厚み(mm) 対接触 両面テープ/粘着加工
特級暗黒布 太黒門 1100x2200※乱尺 1.8 無し
無反射植毛布NF 950x2000(原反) 0.9 有無選択可
近赤外吸収植毛布IR1500 950x2000(原反) 0.8 有無選択可

水性塗料:黒色無双シリーズ

筆やエアブラシで、あらゆるものに究極の黒を。プラモデルからアート作品、光学機器の内部まで、複雑な形状にも手軽に塗布できる水性アクリル塗料です。

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センサー性能を最大限に引き出す、新しい「黒」のソリューション

自動運転のLiDARや顔認証センサーの開発において、赤外線の迷光対策にお悩みではありませんか?「黒色無双IR」は、そんな開発・技術者のために生まれた特殊水性塗料です。筆やエアブラシで手軽に塗れる扱いやすさと、世界最高クラスの近赤外線吸収性能を両立。あなたの製品が持つ本来のセンサー性能を、最大限に引き出します。

用途で選べる、2つの「究極の黒」

暗素研の真・黒色無双(筆塗り)と黒色無双IR(筆塗り)の全半球反射率(AOI8°)可視光〜短波長赤外域(250nm〜2500nm)比較グラフ。真・黒色無双(青線)は900nm以降の赤外線領域で反射率が最大40%以上まで急上昇するのに対し、黒色無双IR(赤線)は2500nmまで3.0%以下の圧倒的な低反射率を維持することを示しています。

この分光反射率グラフは、世界一黒い水性アクリル塗料「真・黒色無双」と、近赤外線吸収に特化した「黒色無双IR」の決定的な波長特性の違いを示したデータです。250nmの紫外線から2500nmの短波長赤外線(SWIR)領域までを測定しています。

可視光域(〜700nm)においては、双方ともに光をほぼ完璧に吸収する究極の黒さを発揮しますが、赤外線領域に入るとその挙動は真逆になります。

  • 真・黒色無双 / 筆塗り(青線): 近赤外域(800nm以降)から反射率が急激に立ち上がり、最大で40.0%以上の赤外線を反射する特性を持ちます。暗視カメラや赤外線センサーを騙す「赤外線迷彩」や裏地素材としては優秀ですが、赤外線環境の迷光処理には向きません。
  • 黒色無双IR / 筆塗り(赤線): 従来のカーボンブラック系塗料の限界を突破し、2500nmに到達するまで全域で反射率3.0%以下という圧倒的な赤外線吸収性能をフラットに維持し続けます。

人間の目で見る美術・撮影用途や、可視光カメラの遮光には驚異的な黒さを誇る「真・黒色無双」を。LiDAR、暗視スコープ、赤外線式セキュリティセンサー、理化学の光学計測など、赤外線環境下での不要な迷光・ハレーションを徹底的に遮断したい場合は「黒色無双IR」が唯一無二の性能を提供します。

真・黒色無双は可視光域、黒色無双IRは近赤外域で世界最高クラスの性能を発揮します。

製品名 紫外250nm 可視光550nm 近赤外950nm 近赤外1500nm
(参考)黒マットアルマイト処理 6.7% 5.4% 75.4% 87.2%
真・黒色無双(エアブラシ) 0.8% 0.6% 2.0% 10.7%
黒色無双IR 2.3% 2.4% 2.5% 2.5%

驚くほど簡単な、超マットな仕上がり

世界一黒い布「太黒門」を背景に、半分が真・黒色無双で塗装されたスイカの比較写真。塗装された左半分は、光を完全に吸収して影に沈み込み、スイカの存在感が消えている。

塗膜表面の微細な凹凸構造が光を閉じ込め、まるで影そのもののような質感を生み出します。

製品仕様

品名 真・黒色無双 黒色無双IR
分類 合成樹脂塗料 合成樹脂塗料
成分 合成樹脂(アクリル)、顔料、防カビ剤、水 合成樹脂(アクリル)、顔料、防カビ剤、水
主な用途 プラモデル、各種模型、アート作品など 近赤外線の迷光防止、センサー迷光対策など
容量 100mL / 100mL x 20本セット / 1L / 15L 100mL / 1L

光吸収素材のレーザーカット加工について

「複雑な形状で、自分で加工するのは難しい…」
そんな声にお応えするのが、当社のカット加工サービスです。1枚の試作から量産まで、お客様の求める形状へと高精度に仕上げます。

レーザーカット加工された光吸収素材のサンプルシート。様々な形状の部品と共に「公差規格 ±0.15mm」の文字がカットされており、横に置かれた定規が高精度な加工サービスを証明している。

弊社では小ロットや短納期の部品試作に対応するため、レーザー加工によるカットサービスを行っております。図面や形状指示に基づき、1個から納品させていただきます。

加工費用の詳細やご依頼の流れについては、専用ページをご覧ください。

  • 加工公差: ±0.15mmの高精度レーザーカット
  • 対応ロット: 1枚の試作から量産まで対応

お問い合わせ

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