【検証】ダッシュボードの反射を抑える黒布は、車内温度を上げるのか?

黒布の温度上昇を徹底検証!サーモカメラを使った比較レポート
みなさん、こんにちは。
事業部内 紅一点のカワサキです。
今回は ダッシュボードの反射防止のハナシ、その2です。
その1は私たちの製品「 無反射植毛布 」をダッシュボードに敷いたら
フロントガラスへの映り込みがどれくらい軽減されるか、写真と動画を添えてブログにまとめました。
こちらです↓
今回 その2では
「黒布で反射しない分、熱を吸収して車内温度が通常より上がりそう…」
「黒布表面が相当熱くなるんじゃないか…」という心配事にお応えし、ダッシュボードに敷いた黒布の温度 についてまとめていきます。
社内によるサーモカメラを使用した簡易的検証となりますが、ぜひ参考にしてください。
検証材料は、無反射植毛布・メーカー品・100均フェルト

ダッシュボードの反射対策として、手軽な100円ショップのフェルトから専門店の市販品まで、様々な製品が使われていますよね。
そこで今回は、代表的なこの3種類が、スペックと見た目でどれくらい違うのかを比べてみます。
まずはスペックを比較
それぞれの厚みと、光をどれだけ反射するかを示す「反射率」を見てみましょう。特に、反射率は低いほど映り込みを抑える効果が高くなります。

スペック上では、弊社の「 無反射植毛布」が0.3%と、他の製品に比べて圧倒的に反射率が低いことが分かります。
では、この数値の違いが見た目の「黒さ」にどう影響するのでしょうか。
肉眼で見た「黒さ」の違い

外気温27℃、ダッシュボードに1時間放置してみた
1. 実験のセットアップ
2024年5月17日、外気温27℃の晴れた日中(15:00〜16:00)、埼玉県上尾市にて。ダッシュボードに4つのエリアを設け、1時間放置するという条件で検証を行いました。

2. 全体の温度分布を確認
まずはサーモカメラで、ダッシュボード全体の温度分布を見てみましょう。

布を敷いた箇所だけが極端に熱くなっている…ということはなく、全体的に大きな温度差はないように見えます。
3. 各素材の表面温度を比較
次に、それぞれの素材にサーモカメラを近付けて、より正確な表面温度を測定します。

4. 検証結論:温度差は、ほぼ無し!
黒布を敷いても、異常な熱さにはなりませんでした。
最も温度が高かったメーカー品と、布を敷かない状態との差はわずか2.2℃。体感できるほどの違いではありません。
「光を吸収するほど高温になる」という通説は、今回の条件下では当てはまりませんでした。
実際の検証の様子は、こちらの動画でもご覧いただけます。
【動画で見る】黒布で車内温度は上がるのか?
実際の検証の様子はこちらから。
サーモカメラを使い、黒い布を敷いたダッシュボードの温度変化を詳しく解説しています。
⚠️ご使用にあたっての重要な注意点
※ダッシュボードへご使用の際は、センサー、エアバッグ、吹き出し口などを塞がないように十分にご注意ください。
※「 無反射植毛布 」は自動車の内装材として認可されたものではありません。また防炎素材ではないため、ご使用は自己責任でお願いいたします。
今回の検証で、黒い布を敷いてもダッシュボードの表面温度は大きく変わらないことが分かりました。
これにより、懸念されがちな温度上昇のリスクが少ないことをご確認いただけたかと思います。
改めて、本来の目的である「反射防止効果」をご覧ください。対策前後でこれだけクリアな視界に変わります。

その「ヒヤッとする映り込み」、プロが解決します
フロントガラスへの映り込み、ヒヤッ!としますよね…
どんな時でも クリアな視界で快適に運転したいものです。
私たちは、カメラのレンズなど精密な光学機器の世界で培った「反射をなくす技術」を、こうした日常の悩みに応用できないかと研究している、世界でも珍しい黒色専門組織です。
「この布の性能について、もっと詳しく知りたい」
「車のダッシュボード以外にも、こんな反射で困っている」
そういった素材そのものに関するご質問や、反射に関するお悩み相談は大歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問 (Q&A)
Q. ダッシュボードに黒い布を敷くと、熱を吸収して車内温度は上がりますか?
A. いいえ、今回の検証では、布を敷かない状態と比べても表面温度に大きな差は見られませんでした。体感できるほどの温度上昇はなく、「黒いから極端に熱くなる」という心配はありません。
Q. なぜこの「 無反射植毛布 」は、他の布よりガラスへの映り込みが少ないのですか?
A. 光を吸収して乱反射させる特殊な素材と構造により、反射率を一般的なフェルトの7分の1以下である 0.3% にまで抑えているためです。この圧倒的な低反射率が、他製品との「見えやすさ」の決定的な違いを生み出します。
Q. この製品の一番のメリットは何ですか?
A. ダッシュボードのフロントガラスへの 不快な「映り込み」を劇的に減らし、運転中の視界をクリアに保つこと が最大のメリットです。これにより、安全性が向上し、目の疲れや運転ストレスの軽減に繋がります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 あなたの周りの「見えにくい」が、少しでも快適になりますように。

