フジXユーザーの皆様、大変おまたせしました。
コプロ新製品担当の鉄平です。
ずいぶん久しぶりのブログ更新となってしまいました。
弊社の内面反射防止の新素材「ファインシャット極」がカメラメーカーに好評でして、そちらの対応で忙しくしておりました。
メーカーは長い開発期間をかけて新機種を発表しますので、「極」を採用したカメラ、レンズが登場するのは早くて2年程先になるでしょうが、非常に楽しみなところです。
さて、弊社ファインシャットSPを使用したレンズフード用反射防止キットも、合間をみて着々とラインナップを揃えております。
今回新製品としてご紹介いたしますのは、待望の富士フィルム Xシリーズ用のラインナップです。私もいちXユーザーとして気合を入れて形状設計をいたしましたので、ご期待ください!
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS / XF14mmF2.8 R用キットのご紹介
フジXシリーズの最重要レンズと言っても良いのではないでしょうか。クラスを超えた描写の標準ズームとして話題になったXF18-55mmと、周辺まで歪みの無い描写で広角レンズの定番となった感のあるXF14mm。
こちらのレンズフードは共通となっておりますため、記念すべき1つ目の機種として選定させて頂きました。
高級レンズフードのオプションパーツがあったりと、こだわり(特に外観や質感面)のある富士フィルムですが、こちらの機種は内面の反射多めです。コストに厳しい標準レンズですので、仕方ないところもあるでしょう。
でも弊社の反射防止キットを貼ることでこの通り。実は元々の反射防止処理が少ないほど反射防止キットの水貼りがしやすくて貼りやすいのです。
XF10-24mmF4 R OIS用キットのご紹介
続きましてこちらも非常に評価の高いレンズです。広角ズームXF10-24mm。かなりの広角のため、花形フードの短い部分が非常に小さく、まゆげ程度のサイズになっております。
結構XF18-55と同様、こちらのレンズも内面反射多めです。レンズの価格は結構しますので、このあたりはちょっと残念なポイントです。弊社キットを貼ってしっかり対策して行きましょう。
どちらもAmazonで800円、購入は下記リンクからどうぞ
最後に
フジフィルムのレンズフードは内面に遮光溝+反射防止塗装処理を施されている機種が多いです。弊社の反射防止キットは遮光溝の上からだと十分な接着面積を確保できない恐れがあるため、そのような機種の開発は避けています。なのでXシリーズ向けに開発できる反射防止キットは非常に限られています。
次に設計するとしたらXCの標準、望遠ズームレンズでしょうか。価格以上に写ると評価も高いですし、何よりレンズフード内面は無処理と思われ非常にテカっております(笑)。
きっとユーザーのお役に立つ商品になるかと思いますので、期待してお待ち下さい。
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